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HSCの子育ての醍醐味とは?
HSCの子はひといちばい敏感なためママは不安になってしまうことが多いかもしれません。
「疲れやすい。」「アレルギー体質で刺激に弱い。」「些細な事に傷つく。」「こだわりが強い。」HSCの子育ては手もかかるし「うちの子大丈夫?」と心配にもなるしママは心身共に消耗しがちです。
けれどもママがちょっとしたコツを意識すれば、HSCの子育てはとても奥深く幸せなものになっていきます。この記事では私の実体験も交えながらHSCの子育てを楽しむコツをお伝えしています。
繊細さをプラスにとらえる
HSCの子育てを楽しみたいなら繊細さをプラスにとらえていくことがとっても大切です。
私の息子は超敏感でこだわりの強いHSCです。
幼い頃は「怖がりで、初対面の人、初めての場所が苦手で大泣きする。」「すぐに不安になって助けを求める。」「消極的で場になじもうとしない。」「アレルギー体質で疲れると症状が悪化。」「寝つきが悪く眠りが浅い。」
公園や児童館、幼稚園、習い事・・・。どこにいっても「他の子は楽しそうに過ごしているのに・・・なんでうちの子だけこうなんだろう?」と、繊細さを不安に感じることが多々ありました。
今から思えばHSCあるあるなんですが、その頃私はHSCという言葉もHSCにふさわしい関わり方も知らず、繊細過ぎる息子をどうやって育てようかと途方にくれていたのです。
でも私は「繊細さを伸ばしていけばきっと伸びる。」と息子を信じて子育てしてきました。
なぜなら様々なお悩みに応えてきた経験から「幸せに生きている人は持ってうまれた個性を大切にしている。」と確信していたからです。自分の良さを知り肯定している人は悩んでも立ち直りが早いのです。
生きていくにはたくましさも必要。でも「繊細な子に強くなれというのは違う。」と思ったのです。
「繊細だからこそ、繊細でない人にはない素敵なところがある。それを伸ばせばいい。それがこの子のためになるはず。」悩みや不安は尽きませんでしたが、その思いだけは揺るぎませんでした。
そして今は息子は高校生ですが、繊細さとうまく付き合いながら毎日を楽しんでいます。
自分が心地よくいられる環境を自分で選べるようになりました。人との距離感もうまくつかめるようになり、刺激を受けて疲れてしまっても自分で対処できる時が増えました。こだわりの強さや感受性、洞察力は特技や趣味だけでなく勉強にもプラスになりました。
無理に「普通」になろうとしないでいいよ
HSCは疾患ではなく気質です。だから治す必要はありません。個性です。
繊細な質をもった人は宗教、性別、国籍に関わらず約2割の確率で出現します。それは生物上、種が存続していくのに都合がよかったからではないかと言われています。ハエやシマウマにも繊細な種がいることがわかっています。
敏感すぎない大多数の人が大胆に行動する中で、敏感すぎる少数派がブレーキ役を果たすのです。危険を予知したり、一歩踏みとどまって内容を吟味したり、共感力を働かせて空気を読んで調整をはかる役割を担うというバランスが自然と働いているのです。
だからHSCは無理に「普通」にならなくていいのです。無理に大胆、積極的になる必要はないのです。
敏感さを活かして「繊細だから素敵!」なところを伸ばせばいいのです。繊細である本来の自分を受け入れることができるとHSCの子たちはじんわりと自分を受け入れ信頼でいるようになります。そうして基盤を整えながらその子のペースで積極性を育てていけばいいのです。
そうすればHSCの子育ては味わい深く、楽しくなってきます。HSCの子は繊細で感受性や感覚が鋭く豊かで奥深いからです。ユーモアがあり独特の視点やセンスを持つ子もいます。
繊細だからこそ光るものをもっているのです。
繊細だから素敵
私は自分に対しても、子どもに対しても「繊細さ」をこんな風にとらえてきました。
HSC・HSPは繊細なアクセサリー。
「使ったらこまめにお手入れしてください。」「使う前にはできるだけ○○しましょう。」「壊れやすいので丁寧に扱いましょう。」「汗や水には弱いので必ずふき取りましょう。」
繊細な素材のアクセサリーや衣類、バッグを買うと、こんな風にお手入れの注意がたくさん書いてありますね。
どんなものにも特徴とそれに合った取扱い方法があります。例えば丈夫な素材なら、特別な手入れをしなくても問題ないかもしれません。でも、繊細でからまりやすい、傷みやすいアクセサリーなら、蓋がついたケースや引き出しにそおっといれておいた方が安心です。
繊細さと手入れの必要性はセットということなんです。
つまり、HSCならではの困りごとにうまく対処できるようになると繊細さがより輝くということなんです。自分にとって強すぎる刺激は避ける、ゆったりとする時間を多めにとる、疲れたらケアする方法を身に着けておく等々色々な工夫が可能です。
HSCの子は気を遣わずざぶざぶ洗えるTシャツにならなくていいと私は思います。ちょっと面倒で手間がかかるけど、繊細さ故の味わいがあってそれが個性だからです。
誤解のないように言うとHSCでない子、HSPでない人が繊細さがないと言っている訳ではありません。誰にも繊細な所はあります。HSCとHSPは繊細過ぎて、じゃぶじゃぶ洗うと後後問題がおこりやすいということなんです。
けれども、HSCは繊細さな自分を受け入れてもらう経験、困りごとに対処する方法があれば「ざぶざぶ。」とまではいかなくても、それなりに丈夫になっていくと自身の経験から感じています。
HSPで敏感さをプラスに活かしイキイキと活躍している人もおられます。それはその人が自分の繊細さを受け入れ認めることができているから。そしてその背後に自分の繊細さを否定しないで受け止めてくれる家庭環境や先生などの存在があったからです。
では実際にどうすればHSCの子育てが楽しくなるのか方法をご紹介していきますね。
HSCの子育てを楽しむコツ
①仲良くなる
まずは当たり前の事のようですが、子どもに好奇心を持って関わることが大切です。相手に対する好奇心があれば一緒に過ごす時間を楽しめますね。
実は、私はそれができなくてたくさん失敗してきたのです。
責任感が強く周囲からは「子育てすごく頑張ってるね。」とよく言われました。でも初めての子育て、敏感すぎて手がかかる子ども、自分自身も敏感で疲れやすいと3拍子揃い、心身共にいっぱいいっぱい。
だから予定に「頑張らないといけない!」と歯を食いしばって子育てしていました。このころは肩こりも激しかったんです。
子どもの気持ちを汲もうと頭では思うのですが、子どもの話をじっくり聞いたり、気持ちを汲む余裕がなく、頭の中は家事の段取りや「〇〇な子に育てなければ。」というマイルールでぎっしり。子どもに寄り添う余裕がありませんでした。
するとその緊張状態が伝わり子どもはイライラしやすく、それで私もさらにストレスがたまりました。
そんな悪循環を断ち切るために始めたのが子どもを観察することです。「この子はどうしてこんな行動をするのだろう?」と興味をもって理解しようとすると私も子どもの心も落ち着いてきました。
ご機嫌の時、何かに夢中になっている時は「今何を楽しんでいるのかな?」「次にどんな行動をするのかな?」と観察しているうちに適性や強みがわかりました。
うちの子は音に敏感でした。レジを打つときの電子音を正確な音程で歌ったり他のもので再現して楽しんだり、エンジンの音で自家用車が近くまできていることに気付きました。
子どもが何かに圧倒されて取り乱した時は、「なぜそうなるのかな?」と言動のもとになる感情や感覚を理解しようとしました。
行動だけとらえて「なんでいちいち騒ぐの?」と思えばイライラするし、「早く落ち着かせなければ。」と思うと焦ります。でも観察すれば相手を理解する気持ちが芽生えます。
そしてそれは「あなたを受け入れる姿勢がある。」というメッセージとして伝わり、子どもの心が落ち着きました。
幼い時は自分の困りごとや気持ちを上手に説明できないものです。けれども観察を続ければ次第に「どういう事が不快なのか?」「どういうことが辛いと感じるのか?」共通点がわかるようになりました。
すると困りごとも、得意な事の裏返しであることが多くハッとすることが多かったのです。
うちの子の場合、学校のクラスメートのお喋りや大声でどなる声はすごく苦手で疲れをためて帰宅しました。
でも「音に敏感で感度が高いから、こんなに学校で疲れるんだ。でもそれだけ音に強いってことだ!」と思ったわけです。
そんな風に子どもに関心をもって関わることが子育てを楽しむ第一歩です。
「この子はなぜこんな事をいうのかな?」という探求心や「この子はどんないい所をもっているのかな?」というワクワク感を忘れないでください。
②信頼関係を築く
子どもに好奇心をもって関わっていくと、お子さんの個性がわかります。そしてそれをママが受け入れることができると母子間に信頼関係が生れます。
個性を知って認めるとは「この子はこんな子なんだ。」と存在そのものを受け入れることです。
「なんで私の子なのにこうなんだろう?」と納得できず抵抗を感じる事があるかもしれません。でもそれでいいのです。
「私とは違うけど、この子はそんな風に感じるんだ。」と思えたらいいのです。
私も息子もHSPですが、私の繊細さと息子の繊細さは違っていて、最初は「なんでこんなことに敏感なの?」と長らく理解できずにいました。同じHSCでも敏感さの表れ方は様々なバリエーションがあるので自然なことです。
でも私がそうだったように、ママは自分が産んだ子のことを自分の分身のように感じ、「我が子の事は私が一番よくわかっている。」と思いがちです。
でも子どもはあなたから生れたけれどあなたとは別の人間なのです。そして、人は成長段階や環境、であう人に応じて様々な個性を発達させていきます。
だからママが「この子は〇〇な子。」と決めつけたり、私の子だから「きっと〇〇と感じるはず。」という前提で接するのは注意が必要です。
弱虫だった子が社会に出て活躍したり、大人しかった子が人前で堂々とスピーチできるようになった話をあなたもきいたことがあると思います。よく子どもの事をわかっているつもりで話を聞いていると意外な事で悩んでいるケースも多いです。
常に目の前の子どもの個性を見極め、様々な成長の可能性があることを覚えておきましょう。あなたの知らないお子さんの個性、あなたが気づいていないお子さんの感情があるかもしれないことを忘れないでください。
それができると、お子さんを受け入れる懐が広く深くなり、お子さんは安心して自分を表現できるようになります。不安、イライラ、ストレスを感じてもお子さんが安心して話すことができれば、最終的にはいい話し合いができるので、問題解決が早くなり親子の信頼関係が深まります。その結果、機嫌よく過ごせる時間も増えていくのです。
③プラスに目を向ける
もしあなたが子育てを楽しめないとしたら、頑張っているのに成果が感じられず、うまくいく気がしないからです。
「こんなに色々手を尽くしているのに子どもは変わらない。」と虚しさを感じたり「うちの子ちゃんとした大人になれるのかな?」と漠然とした不安を抱えていませんか?
でも、今の自分の頑張りがきっと実を結ぶと信じることができれば、子育ても楽しくやりがいのあるものだと感じられるはずです。
そのためには不安より希望をもつこと、ないことよりもあることに目を向けることです。
親はつい「〇〇な子でいてほしい。」「もっと〇〇ができたら。」と子どもに多くを期待してしまいがちです。でも実はその思考では子どものできていない所ばかりがきになります。
そうではなく、少しの進歩であってもいいので、以前より改善されたところや成長した部分に意識を向けていきましょう。それができるようになると子どもは自分が価値ある存在だと思えるし、ママも子育てに自信が生まれますね。
先述したように、子育てに奮闘している時はついマイナス部分に目を光らせがちです。特に、HSCは繊細で、大多数の子とは違う個性を持っているため不安になる事も多いでしょう。
けれども「弱みは魅力の一部。」
人の魅力は裏返せばその人のウィークポイントとつながっている事が多いものです。
こだわりが強いということは細部に注意が向けられるということだし、きつい言葉に影響を受けすぎてしまうということは、言葉への感受性が鋭いということ。
そして誰もが長所や強みがある一方で欠点や弱みがあるものです。だから、弱さやウィークポイントに目を光らせるのはもったいないのです。
むしろ弱さを受け入れているかどうかが大事です。
私はセッションで様々な年代のHSPさんと出会いましたが、幸せに生きているHSPさんは自分の長所を生かしながらも自分の弱さをさらけ出せる人が多かったです。
弱さをさらけ出せるのは「弱さをさらけ出してもこの世は生きていける安心な場所だ。」という実感があったということ。繊細さがハンディになるのは繊細な感覚や気持ちを理解されることがなく、自分を否定してきた過去があるからです。だから繊細さを問題視しないでおきましょう。
こんな風にプラスの部分に目を向けていくことがHSCの子育てを楽しむコツです。
親子で高めあう関係を創る
ママファーストがいい理由
ママの中には子どものために色々な事を我慢して、「疲れていても子どものために・・。」と頑張っている人が多いです。
けれどもよく考えて下さい。お子さんにとってママは大切な人。ママが倒れてしまったら子どもはどうしますか?倒れないにせよ、いつも疲れてしんどそうでイライラしていたらどうでしょう?
子どもにとってママは一番大切な存在です。なぜなら養育者に見捨てられると生きていけないから。そしていつも身近にいて自分をみてほしい、わかってほしいと思う存在だからです。
そしてHSCの子は人の気持ちがよくわかり察しがいい子が多いのでママの疲労、不機嫌、ストレスを素早く見抜きます。中にはそれを汲んで自然と無意識に自分を抑える子もいます。
私も幼い頃「お母さんが辛そうだからわがままを言ってはいけない。」と我慢し、辛くても辛くないふりをして「どうしたらお母さんは楽になれるだろう?」とよく考えてたことを覚えています。
でもそのせいで自分がいじめられても母親に相談することもできず円形脱毛症になってしまいました。
ですからお子さんが敏感で共感力が高ければ高いほど、ママが元気でいることがとても大事です!
HSCの概念を確立されたアーロン博士がこんな喩をされています。
飛行機にトラブルが起きた時、酸素マスクをつけるのは親が先だと。助ける側、ケアする側がまず整っていないと共倒れになるということなんです。
だからママは自分が疲れすぎないために休憩をとったり気分転換をするのに罪悪感など感じる必要はありません。
私がそうだったからよくわかるのですが多くの女性は親世代や社会のメッセージとして「母親が我慢してでもこどものためになることをやるのが尊い。」という刷り込みをされてきています。
でも今の時代背景や心理学を踏まえて考えるとそれはむしろ子育ての負担になってしまうわけです。親子で共に幸せに成長していきたいなら、まずはママファーストを心掛けて下さいね。
親子になったのには理由がある
あなたとお子さんはなぜ親子になったのでしょう?正しい答えはありませんし誰にもわかりません。
でもHSCの中には第六感や直観がすぐれ、前世や生まれる前のことを話す子どもたちが多くいます。そして「自分はママや家庭環境を自分で選んで生まれてきた。」という子がかなりの確率でいます。
そしてその時に自分で「この世では〇〇を学ぼう。そのためにこの家に、この親のもとに生れよう。」と決めているというのです。
つまり親子としてこの世で生きているということは、親子として暮らすことで学ばなければいけないテーマがあるということです。
私たちは辛い事があっても嫌な事があっても、家の外ではうまくつくろうことができるかもしれません。けれども家の中では本音や正直な気持ちが出ていくものです。そして相手が子どもとなると生身の感情で関わることになるので取り繕うにも無理があります。
子どもを産むまでは必死で弱さを隠して頑張ってきた女性が、繊細な子を育てるなかで、自分が繊細さを否定して生きてきたことに気付いたりすることがあります。
またクライアントさんの中にはお孫さんができる年齢になってから、お子さんとの関係に問題がおきて、自分自身が幼少期母親に甘えられずいつも我慢ばかりしてきたことに気付かれることもあります。
それは受け入れがたく非常に苦しいものですが、相手が子どもで切れる事のない関係なので迫りくるものがあるので悩んだ末に、自己否定や我慢から解放されることが多いものです。
ですから子育てをしていてなぜ苦しいの?と思った時はそれは「何のための学びなの?」「この子は何を教えようとして生まれてきてくれたの?」と問いかけてみるといいです。
私はヒプノセラピー=催眠療法をつかって、クライアントさんをクライアントさんの前世に誘導します。するとそれぞれの方がなぜ今こんな悩みをもっているのか、何を学ぶためにこの世にまた生まれてきたのかに気付かれます。
前世自体はあるかどうか誰も証明できないものです。けれども、お子さんとの前世での関係、自分の前世での姿を知った時に、子育ての悩みがスーッと消えて、自分が取り組もうときめた課題だと腑に落ちる方が多いのが事実です。
前世が正しいかどうかは別にして「この悩みを解決したらどんな風に私は成長できるのか?」「この課題を乗り越えたらこの子はどんな風に成長するのか?」と常に考えることで、親子で前向きに生きられるようになります。
自己効力感で親子共に輝く
HSCは観察力、洞察力、共感力があるため、無意識のうちに人の気持ちがわかってしまったり、調整役として重宝されることが多いです。HSCの強みですね。
HSCは人のために〇〇してあげたい。役に立ちたいという思いが強く、人の気持ちもわかるため、自分を喜ばせることより、人から喜ばれることにエネルギーを注いでしまいがちな傾向があります。
けれどもこの周りへの配慮が行き過ぎると、人に気を遣いすぎて疲れたり、自分を犠牲にしてしまったり、内に向けるエネルギーが不足し、人に振り回されることになっていきます。
HSCの子が健全に育つには「自分の人生は自分で創る」という主体性を育てましょう。
人のために働く事、奉仕することは尊い事です。でもそれは自分が満たされているからできる事。人がやってほしいといっているから、人が喜んでくれるからといって自分を犠牲にし続けると自分が倒れてしまいます。
結果として自分で自分の人生をコントロールできなくなります。
主体性とは自分が自分の人生のドライバーであるという感覚です。
「あなたはどのように生きたいですか?」「あなたのお子さんはどのように生きたいですか?」この問いを自分にもお子さんにも投げかけ答える習慣をもってください。
主体性を育てる方法の一つが自己効力感を高めることです。
自己効力感とは「何があっても大丈夫。」と自分を信頼し挑戦しようとする前向きな気持ちです。自分には未来を変える力があって、うまくいくかどうかわからなくてもトライしてみようとする姿勢です。
能力や結果は不動のものではありません。どんな素晴らしい結果や業績をだしよい評判を得られても、完璧に自分ではコントロールできないものです。
けれども「うまくいかなくてもやってみよう。」という気持ちを育てていけば、結果に関わらず常に挑戦する心を忘れず行動できます。そしてその繰り返しの中で経験をつみ成長をしていくことができます。
HSCの子は思慮深く慎重であることが多いです。中には外向的で刺激を欲するHSS型も存在しますが、多くは失敗しないように綿密なスケジュールをたて、失敗することに不安を感じやすいでしょう。
だからこそHSCが自己効力感を育てていけば最強になるのです。リスク管理しながら行動ができ、凹んでも立ち直る力が育っていけば、幸せにたくましく生きていけると思いませんか?
まとめ
HSCの子育ては不安が多く手がかかり心身ともにママの負担が多い事がおおいものです。
けれども繊細さ故の素晴らしさが必ずあります。そして実はそれは繊細さ故の困りごとや弱みと背中合わせであることが多いのです。
だから不安より希望を、困りごとより素晴らしさに目をむけて下さい。ママの意識がプラスに向けば、お子さんも自分のプラスに目をむけられます。素敵なことですよね。
不安要素をなくしたいという思いは人間だれしもあります。生きていくために必要な防衛反応です。そしてママがHSPであればその傾向や思いは強くなって然りです。
けれども、そこでママが「自分は未来をかえていける!自分の人生は自分で創る!」と決意し、自己効力感を育てていけば、お子さんも「自分で未来を創っていこう!」と前向きに前進でき、親子でいることを楽しみながらお互い成長していけます。この記事があなたとお子さんの参考になればとても嬉しいです。
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